誰もが誤解している自信の本質
前回モテる為に何故自信が必要なのか、そして自信を失いがちな思考について書いた。(まだ読んでない人は先にそちらを是非読んで欲しい)
今回は自信の持ち方について解説する。この記事を読めば、自信の持つ方法について理解できるはずだ。
- 自信の持ち方
自信にスペックは不要
早速結論だが。自信を持つ事に根拠は必要無い。
自信なんて勝手に持てばいい。自分は魅力的な人間だ。愛される価値がある。そう思うだけでいい。
だが前回説明したwhat思考の人にはそれができない。自信に根拠を欲しがる。そして大抵スペックを根拠にしたがる:
- 年収が上がれば自信が持てる
- 体型が良くなれば自信が持てる
- スキルが身につけば自信が持てる
勿論全く関係無いとは言えないが年収1,000万円でもモデル体型でも一流スキルを持っていても自信のない人はいる。
スペックと自信には因果関係がないどころか「スペックを拠り所にした自信」は脆い。何故ならスペックは他人との比較から生まれる物だからだ。そして比較にはキリがない。たとえ日本で起業して億万長者になったとしても世界から見れば極東の島の小金持ちに過ぎない。
上には上が必ず居るし貴重な人生を他人との比較に費やしたくはないだろう?
スペックに頼らない自信の持ち方を学ぼう。
なぜ世界的ブランドは「スペック」を売らないのか
ここで前回も触れたゴールデンサークルの考え方を思い出して欲しい:
- アップルは性能を売っているか?
- ナイキは素材を売っているか?
- テスラは燃費を売っているか?
答えはNOだ。
彼らが売っているのは:
- アップル → 革新という物語
- ナイキ → 挑戦という物語
- テスラ → 未来という物語
つまり、最強のブランドは「スペック」ではなく「物語」を売っている。ユーザーは何故彼らの「物語」についていくのか。それは信じているからだ。一流のブランドは行動を以てユーザーとの信頼関係を築いている。

自信は「約束」から生まれる
ブランドとユーザーの信頼関係はマーケティングの概念で言うところの「ブランドロイヤリティ」だ。
ブランドロイヤリティとは「顧客との約束を守り続けることで生まれる信頼関係」だ。
「自分」と言うブランドの第一の顧客は自分自身だ。まずは自分自身に対して「自分」のブランド価値を高めよう。そしてそれは自分との約束を守る事で生まれる。
もし君との約束を決して破らない友人がいた時、君は彼には信頼関係が生まれる。君は彼と友人でいる事を誇りに思い、幸せになって欲しいと思うだろう。もし恋人を探している異性がいれば真っ先に彼を紹介するかもしれない。その時君は彼の年収や、外見を気にするだろうか。
自分との約束も全く同じだ。自分との約束を守る事で自分との信頼関係が生まれる。自分を大切に思えるようになる。自分を幸せにしたいと思えるようになる。それが本当の自信の正体だ。
大層な事はしなくていい小さな事でもいい例えば君が生活習慣を改めたいと思っているなら
- 出勤の直前に起きて慌てて家を飛び出るような事はしない
- 毎日3分だけ散歩をする
- 毎日のおやつを一週間に一度控えてみる
難しければできる所までもっともっと行動量を減らして構わないし他人も関係ない。
例え、早寝早起きでジムに通って間食は一切しない、そんな奴が居たとしても君には何の関係もない。
ブランド価値とはそう言うものだ。他人が君の自信に関係する時があるとすれば、それは君が自分を他人と比較した時だけだ。
自分自身との約束を守る事だけに集中しよう。そしてできればそれを継続しよう。例え三日坊主になったとしてもその時は改めて始めよう。
昔からの友人のように、自分の成長をそっと見守ろう。それがやがて自信に変わる。
まとめ:強いブランドになるために
世界最強のブランドはユーザーとの約束を守る事でブランド価値を獲得し、スペックとは全く関係の無い所で今日もユーザーを惹きつけている。
君も同じだ:
- 自信に根拠は必要ない
- だけお最初から根拠のない自信を持つのは難しい
- だから自分との約束を守ることから始めよう
重要なのは:
- 約束は小さく
- 実行は確実に
- 比較は不要に
この3つを守ることだ。
自分磨きの具体的なhowの前に前回今回と、モテる為に必要な「自信」について解説した。
次回からは具体的なhowについて解説していこう。お楽しみに。
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